【祝20周年】今こそ再読すべき伝説の漫画『BLEACH』を全5章でおすすめする〜死神代行篇〜
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【祝20周年】今こそ再読すべき伝説の漫画『BLEACH』を全5章でおすすめする〜死神代行篇〜

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久保帯人先生の『BLEACH』が8月7日に20周年を迎えます。ありがとうございます。おめでとうございます。

久保帯人先生の公式ファンクラブ「KlubOutside」が1月に開設するなど、20周年イヤーは年初から盛り上がりを見せていましたが、8月10日(火)発売の「週刊少年ジャンプ」には20周年を記念した読み切りが掲載されることが発表されたことで「『BLEACH』を再読したい!」と思う人が一気に増えているのではないでしょうか。

一護が格好良すぎる……。

という当たり前の感想はさておき、このタイミングで、なんと!8月26日(木)まで、DMMブックスで50%ポイント還元が行われています!もちろん『BLEACH』も全巻還元の対象です。

というわけで、全5回に分けて章ごとに『BLEACH』をオススメをさせてください!1人でも多くの人が再読したくなると嬉しいです。

『BLEACH』のあらすじについては改めて書くことはしていませんので、気になる方はまず第1話を読んでみてください!

第1巻 伝説の始まり

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一護とルキアの出会いから始まる『BLEACH』の第1話は、20年経った今でも色褪せません。個人的にはルキアの言葉から物語が始まるのが最高だと思っています。この表現で、一護とルキアの二人が主人公である事を、しっかりと表現してくれていると感じます。

兄(一護・妹2人の長男)と兄(井上昊・ヒロイン織姫の兄)の戦いである織姫と兄とのエピソード、実はルキアも「妹」である事が後でわかるので、一護の名セリフ(スライド参照)を聞いたルキアの気持ちが知りたいところです。後の展開も踏まえると余計に。

第2巻 世界観が広がっていく

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死神の力が全く戻らず苦戦するルキアのもとに駆け付ける一護が格好良い2巻です。本編では深く描かれることがなかった「地獄」の演出が格好良いだけではなく、『BLEACH』の世界観の設定の広大さ、奥深さも感じさせます。

殺人犯が虚(ホロウ)に転じた敵・シュリーカーとの戦いから一転して、明るめのエピソードの中心になるコンの登場のギャップが面白い2巻です。コン(廃棄される運命にある改造魂魄)の存在が尸魂界の闇を感じさせるのも、コン自身の明るさとのギャップでしょうか。『BLEACH』は対比が凄すぎる作品で、それを探すのも楽しいです。

第3巻 一護の過去と、未来への決意 

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3巻では一護の母・真咲の命日である6月17日の過去と、現在が描かれます。一護がグランドフィッシャーに1人立ち向かう状況のなか、話数のタイトルで初めて日本語のタイトル「戦う少年」が登場するのが展開と相まって印象的です。

一護がひとりで戦うことを望むことで、ルキアが忘れられない過去を思い出すシーンや、決着後のセリフ「ありがとう、一護」、一護の弱音を聞いた一心(一護の父)が彼を立ち直らせるシーンなど、印象深い場面だらけです。一心が格好良すぎます。

第4巻 滅却師・石田雨竜登場 

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ドン・観音寺の話がほとんどなのに、石田雨竜が表紙の4巻です。一護→ルキア→織姫ときて雨竜というのが、彼の重要性を示しているのが今になるとじんわりと効いてくるポイントです。1巻に1人しか描かれない表紙の制約があるなかで、この構成は見事…!

スライドにも書いていますが、最終話で語られる「勇気」の何たるかを、大人のドン・観音寺がまだ子供の一護に語っているところは、「久保先生は絶対に最終話の前振りをここでしているぞ!」と確信したくなるのが『BLEACH』なのです。

第5巻 覚醒する仲間たち

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チャドと織姫が能力に目覚める5巻。死神代行となった一護と関わったことで「護る」ための力を発現したことが、物語のずっと先にわかるのがすごい。そう言われるとそうだなと納得できる説得力があります。

織姫の能力「盾舜六花」(しゅんしゅんりっか)が、盾の能力でありながら「盾の両面の拒絶」という原理で攻撃も出来るのがめちゃくちゃ格好良いです。親友・たつきを守りたい気持ちで発現した力で、一護を守るために戦うのが熱いです。

第6巻 VSメノスグランデ

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巨大すぎる虚・メノスグランデが登場するも、一護が力を爆発させて事なきを得る6巻。死神を憎んでいた雨竜が、自身の祖父・宗玄の気持ちを一護に代弁され、自分の弱さと向き合う…この一連の流れで雨竜を好きなった人も多いのではないでしょうか。

「僕を殴れ」と言った雨竜に対するアンサーが、一護の「殴る」というワードで返ってくるまでのロングパスが本当に凄いです。久保先生が言葉を大事にしているのが伝わります。

第7巻 朽木白哉との戦い。そしてー

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「死神代行篇」が終わりを迎えて、「尸魂界篇」への序章が始まる7巻です。6巻の終盤で登場した阿散井恋次(あばらい・れんじ)と、朽木白哉(くちき・びゃくや)の二人は今後も『BLEACH』で存在感を発揮するキャラクターですが、作中で斬魄刀を初めて「始解」した恋次と、強くなった一護を瞬殺した白哉の強さ。リアルタイムで読んだ時の衝撃を今でも忘れられません。

「俺はまた護られた」という絶望と共に死神の力を失くし、雨に濡れる一護を待ち受ける運命はーー。戦いは「尸魂界篇」に続きます。

「死神代行篇」を振り返って

以上で「死神代行篇」の振り返りは終了となります。

「死神代行篇」と「尸魂界篇」は久保先生の絵がどんどん洗練されていくのもそうですが、スピード感もすごい!恋次と白哉が出てくるところまでが、連載開始からの1年間で描かれた内容といえば伝わるでしょうか。

※ちなみに、紹介したスライドは筆者のTwitterで3枚ずつまとめてツイートしているので、気になった方はそちらも見てもらえると嬉しいです!


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