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ホリエモン的この漫画が面白いから読んでみて!『描かない漫画家』

※本記事は、「マンガ新聞」にて過去に掲載されたレビューを転載したものです。(編集部)

【レビュアー/堀江貴文】

漫画家になるための専門学校に通う主人公は、自分の実力が不足していることを知りながらもその現実から目を逸らし、自尊心を満たすような言動を繰り返しながらも周りからは割と暖かく見守られるという性格の持ち主。

実際面倒臭い奴、性格に難がある奴というのは一周回って面白かったりするし、助けてあげなきゃこいつは生きていけないくらいダメな奴だと母性本能が働いてしまう場合もあるらしい。

この漫画の主人公のダメなところは、そういう他人の慈愛精神すら利用して調子に乗ってしまうところなのだが、当然のようにしっぺ返しをくらい没落、というか周りの同級生や後輩達は努力を重ね、どんどんデビューしていってしまう。

自分と同じようにダメだと見下していた仲間達まで他の活路を見いだし、成功へ向かって邁進してしまい、最後には色々問題を起こす社会的にも排除される人間に落ちぶれてしまうのである。

人間というのは面白いもので、何をやっても努力も大してやらずにそこそこできてしまうという人は、大成功するのが難しかったりするものだ。

すぐにできてしまうので飽きてしまうのだそう。

むしろ人よりも能力が劣っていると自覚するものの方が、努力を人知れず続けていつの間にか追いつけないくらいの差を付けていたりする。ウサギとカメの寓話のようだ。

さてこの主人公。

自己分析はウサギなのだろうが、明らかにウサギの仮面をかぶったカメだ。ノロマなカメだ。

そんなカメは、まずは自分が人よりもあらゆる面で劣っていることを自覚するところから始めるしかない。

結果は、、、すでに完結しているこの漫画を読んでみてください。


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