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カネが欲しい?ホリエモンが推すカネの動きの現実を描いた『闇金ウシジマ君』

この漫画を初めて読んだ時の衝撃が忘れられない。


ただのアングラ・マネーの話ではない作品

どちらかと言えば社会の裏側のリアルを描いた漫画は『ナニワ金融道』とか、『極悪がんぼ』なり、『ミナミの帝王』など、私達とはかけ離れた世界を描いている作品が多い。

自分たちとはあんまり関係ないや、と思ってしまうものだ。

しかし、この作品は違った。

ちょっと情報弱者だったり、気を抜いたりするとハマってしまうダークな世界をリアルに描いていたのだ。

作者と会ったら……

先日、作者の真鍋昌平さんに会う機会があったので、いろいろと聞いてみようと思ったのだが、逆インタビューされてしまった。

当時、ネオヒルズ族とかの情報商材ビジネスをテーマとして扱っていたからだったのだろう。

私がどのように彼らを評価しているのか、取材したかったらしい。彼は闇金から裏社会、ネオヒルズ族まで丹念に取材をしている。

最初の出会いがきっかけで、マンガ新聞としてのインタビューをすることになり、西麻布の某飲食店で食事をしながら取材していた時の話である。

丁度外苑西通りを白いフェラーリが通り過ぎていった。

真鍋さんは「あ、あの車ネオヒルズ族の◯◯さんですよ。先日取材しました」と教えてくれた。

徹底した取材に基づく作品なのである。

また、ニートを取材している時のエピソードも面白かった。

これはマンガ新聞の特別インタビューで読んで欲しいけど、そうやって取材対象者に切り込んでいくので対象者に誤解をされたり、飲んでいる時に誘われたりといろいろ面倒臭いことも多いらしい。

私の身近にある作品だ

ちなみに、この漫画『闇金ウシジマくん』はテレビドラマ化、映画化されているのだが、それも私の知人がプロデューサーをやっていることもあり、ニコニコ動画でのスピンオフドラマでは私がメインで出演している。そちらも併せてチェックして欲しい。

下手なマネー関連のドキュメンタリー番組を見るより、この漫画を読んだほうが、リアルな日本人のダークサイドを知ることができる事は間違いないだろうから。

WRITTEN by 堀江貴文
※「マンガ新聞」に掲載されていたレビューを転載
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