第一位は“文句なしの新世代王道漫画”!新刊マンガ大賞2021ランキングを発表します
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第一位は“文句なしの新世代王道漫画”!新刊マンガ大賞2021ランキングを発表します

まずはじめに -お詫びと訂正-

昨日2月17日19時より、ZoomウェビナーとClubhouseにて「新刊マンガ大賞2021」のランキングを発表した際に、「順位おさらい」のスライドにて一部誤りが含まれて表示されておりました。

関係者の皆さまに、改めてお詫びして訂正致します。

1400名以上が視聴した「新刊マンガ大賞2021」

 昨年2020年1月1日から12月31日にかけて発売された新刊漫画第1巻と短編集を対象に(廉価版や復刻版、完全版、電子単話版などは除く)、東京マンガレビュアーズ所属のレビュアーと様々な業界で活躍する漫画好きゲストたちが選定員となって投票を行い、2020年で一番おもしろかった漫画を決める賞です。
 毎年数千タイトルもの漫画が生まれる中で、どれだけいい漫画でも埋もれてしまいます。そこで、オトコもオンナも関係なく、とにかく「新刊第1巻」にスポットを当てて沢山の人にまだ見ぬおもしろい漫画を知ってもらいたいという想いで企画しています。

イベント当日は、Clubhouseでは1300名以上、Zoomウェビナー上でも100名近い視聴を頂き、1400名以上の同時視聴を記録しました。

盛況のうちに終えた本イベントのアーカイブとして、20位から1位までの順位を発表させていただきます。

【20〜11位】王道から個性派まで!粒ぞろいの名作

19位(7票): 『僕とロボコ』宮崎 周平

19位(7票): 『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』中村力斗(原作・原案), 野澤ゆき子(作画)

15位(9票): 『メダリスト』つるまいかだ

15位(9票): 『紛争でしたら八田まで』田 素弘

15位(9票): 『数学ゴールデン』藏丸 竜彦

15位(9票): 『100日後に死ぬワニ』きくちゆうき

13位(10票): 『望郷太郎』山田 芳裕

13位(10票): 『無能の鷹』はんざき 朝未

12位(12票): 『戦争は女の顔をしていない』小梅 けいと(著), スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ(その他), 速水 螺旋人(監修)

11位(13票): 『定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ』吉本 浩二

【10〜6位】

10位(18票): 『後ハッピーマニア』安野 モヨコ

9位(19票): 『マイ・ブロークン・マリコ』平庫 ワカ

8位(20票): 『満州アヘンスクワッド』門馬司(原作), 鹿子(漫画)

7位(22票): 『【推しの子】』赤坂アカ×横槍メンゴ

6位(25票): 『カラオケ行こ!』和山 やま

【5〜4位】人気女性作家たちによる「大人ラブミステリー」と「女子高のシュールな日常」

5位(27票)
『九龍ジェネリックロマンス』眉月 じゅん

4位(34票)
『女の園の星』和山 やま

【3位】 「地動説」を命賭けで次世代に受け継ぐ知的大河ロマン(45票)

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<選定員コメント>
「久しぶりにこんなにワクワクさせられました。人から人へ受けつがれていく長いリレーの途中に今自分もいるのだなと思います。続きが楽しみ!」(オカモト ショウ)

「私も田舎の温泉地やキャンプ場くらいでしか見た記憶がないが、満天の星空には人を惹きつけるなんともいえない魅力がある。現代よりもはるかに美しい星が見えたであろう中世においては、それはもう魔力的な存在であったはずだ。この作品は、惑星の軌道がこれまでの天動説では説明できないことを発見した賢人が、命を賭けて地動説を組み上げ、次の世代に受け継いでいく物語。そして託された者も、異端とみなされる危険を冒して、地動説を昇華させていく。地と血と知。中世の星々と同様、読めば知的大河ロマンに魅せられること間違いなしだ」(苅田 明史)

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【2位】練りに練られたプロットと美し い作画が噛み合った近代マンガの到達点(49票)

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<選定員コメント>
1話読めば解る格の違い。そしてそこから更に広がり行く深い味わい。異世界ものが隆盛を極め半ば食傷気味の昨今ですが、それでもまだこれだけの物語が生まれるのだと驚きました」(兎来 栄寿)

「読者の共通言語である剣と魔法のファンタジーを背景に、練りに練られたプロット、美し い作画が噛み合った近代マンガの到達点」(野口 卓也)

「世界観はよくあるファンタジーかと思いきや、エルフと人間の寿命差を巧妙にストーリーの大黒柱に。その対比で有限な生の尊さを描きながら、シリアスになりすぎないバランス感覚に感服です」(カズ ワタベ)

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【1位】文句なしの新世代に向けた新しい王道作品(65票)

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<選定員コメント>
「文句なしの新世代に向けた新しい王道作品だと思います」(松山 洋)

主人公の設定は邪道だけどストーリーの展開は超・王道。普段はちょっと情けないけど仲間のピンチに駆けつける主人公がとにかくカッコイイ。第1話からトリコにされた作品であり、万人にオススメできる」(西川 裕貴)

「夢を諦めかけていたおじさんが奮闘する、正統派ヒーロー漫画で久しぶりにワクワクしました!この後の展開に期待しています」(藤井 涼)

「1巻としても1話としても、とにかく出し惜しみなく、面白さの濃度が凄い。万人に面白いと感じさせる要素があるのか、最近の作品の中でも「面白さ」が伝わる波及力が速い印象。面白い」(さえき あきひろ)

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今年はどんな「第1巻」が生まれるのか

イベント冒頭から堀江さんが『黄昏流星群』の話をし始めてどうなることかと思いましたが、出演者それぞれの視点での漫画の読み方や捉え方が語られ、司会をした私自身も非常に有意義な時間を過ごせました。

終盤には、堀江さんや佐渡島さんによるWEBTOON(フルカラー縦スクロールコミック)の世界的な盛り上がりが語られたりもしましたが、どんな形であれ、今年も毎日新しい作品が生まれることに感謝をしながら過ごしてまいりたいと思います。

また、今回惜しくもランクインしなかったものの、漫画好き選定員達によって選ばれた作品たちは、noteやTwitterなど、何らかの形で皆さんにお届けできるようにしますのでそちらもお楽しみに。

今年はどんな素晴らしい第1巻に出合えるでしょうか。私たち東京マンガレビュアーズは、少しでも多くの「まだ見ぬおもしろい漫画」をお届けできるよう努めてまいりますので、今後ともお付き合いのほどよろしくお願い致します。

執筆: タクヤコロク(東京マンガレビュアーズ編集長)


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