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『キングダム』下僕の身分から天下の大将軍を目指し躍進する姿にベンチャー企業は夢を重ねる!

ンフフフ。はじめまして!

「漫画のセレクトショップ」をコンセプトにしたアプリ、マンガトリガーを運営しているナンバーナインの小林です。

企業の経営者で『三国志』好きの人は多いと思います。それは劉備・曹操・孫権といった魅力的なキャラクター達はさることながら、その大河ロマンに自分たちの会社を重ね合わせ、歴史の1ページに自分たちも名を残そうと夢を描き、その生き様に共感するからではないでしょうか!?

事実、会社を経営する上で『三国志』から学ぶ部分は非常に多いです。

それは上場企業の社長の自伝を読むのと同じ様に、過去の偉人達の物語を読み、経営者として大事な意思決定のための判断材料(引き出し)を増やしているのです。

そう言った意味で『三国志』は経営者のための教科書なのだと思います。そして『三国志』が経営者のための教科書なのであれば、『キングダム』はベンチャー企業のための参考書です。赤本です。必須科目です!!

起業したいやつは『キングダム』を読め!

『キングダム』はこれから起業を目指す人にこそ読んでもらいたい作品です。

いや、起業家だけではなく、出世を目指す全ての野心家サラリーマンに捧げたい!

なぜなら『キングダム』が成長の物語だからです。夢を諦めんなよぉぉぉぉ!!

下僕の身分から天下の大将軍を目指し躍進する姿にベンチャー企業は夢を重ねます。熱く夢を語り、猪突猛進のごとく突き進む主人公の信(しん)はまさにベンチャー企業の社長です。ちょっと馬鹿でお調子者。だがそれがいい!馬鹿で熱くて何が悪い!!金もコネも実績も経験も何もないベンチャーだからこそ、気持ちで負けていたら話にならないだろうがぁぁぁぁ!!夢と希望の次の武器は、努力と!根性かと!!

例えば『キングダム』の印象的なエピソードで、物語の途中に六大将軍と呼ばれるアホみたいにカッコいい大将軍が登場するのですが、まさにその気持ちの強さで不可能を可能に変えました。無理を通して道理を蹴っ飛ばした感じです。これは起業した人にしか分からないかもしれませんが、確かにあるのです。その何とも説明のしがたい”気持ちの強さ(信念)“が戦況(状況)を大きく変える瞬間が!

君の信念の強さで、志を成し遂げろ!

野心家のサラリーマンは「大将軍=大社長」としてとらえると親近感がわくと思います。主人公が大将軍を目指す信ではなく、中華統一を目指す政(せい:後の始皇帝)だと立場が違い過ぎてここまでの親近感は得られなかったと思います。大丈夫、社長なら頑張ればなんとかなれます!

さらに貴方は信の周りを固めるキャラクターにも感情移入するでしょう。いや、もしかしたら信よりもその周りのキャラクターに自分を投影するかもしれません。敵味方関係なく、自分の信念をしっかり持つキャラクターにシビれる!あこがれるゥ!中でも自分の思いを信に託し、夢半ばで散っていく仲間たちに涙を流すでしょう。自分の大将を守るため、自らが盾となって散っていく武将に惜しみない拍手をするでしょう。王騎(おうき)に、蒙武(もうぶ)に、廉頗(れんぱ)に、李牧(りぼく)に眠れぬ夜の思いを重ねるでしょう。はい、もう飲みながら語りませんか?

大きな志を持つ事がどれだけ大切か、成し遂げる事の大変さ、そして気持ち(信念)の強さがどれだけ多くのピンチを救ってくれるのか。ベンチャー企業の立ち上げに大切な事は全て『キングダム』から教わりました。

不器用でも熱く、かっこわるくてもただがむしゃらに生きて、名をあげる。

躍動感と共に突き動かされるこの気持ちの高揚感こそが現代のベンチャー企業に必要な要素なのです!酒もってこい!!

ンフフフ。これだから乱世(ベンチャー企業)は面白い。

何かを成し遂げたいと願うのであれば、『キングダム』を読む事を強くオススメします!

WRITTEN by 小林 琢磨
※「マンガ新聞」に掲載されていたレビューを転載
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