ホリエモンがクラファンしたいと思う『ワルツ』の世界観
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ホリエモンがクラファンしたいと思う『ワルツ』の世界観

※本記事は、「マンガ新聞」にて過去に掲載されたレビューを転載したものです。(編集部)

【レビュアー/堀江貴文

押見修造のエッセンスがギュッと詰まりすぎている、続きが読みたい作品。

ストーリーは極めてシンプルだ。

一般的には倒錯しているとしか思えない世界。

でも、多くの人たちは潜在的にその背徳感に憧れている世界。

それを抉るように描くのが押見修造の持ち味だと私は思っている。

この作品は押見作品としては珍しく、女性誌に短編読み切りとして描かれた作品で、女子になることを夢見る男子高校生と、いわゆる可愛い普通の女子との交流を描いたものだ。

現実には一般的にそれが受け入れられないマイノリティの世界だけでなく、高校生が

「自分が社会で受け入れられてないのではないか」

「自分のやりたいことはなんなのだろうか」

と同質性を求められる学生生活における矛盾に悶々としているシーンが描かれる。

それぞれがそれぞれの悩みを抱えて生きているのである。

そんな押見作品のエッセンスが短編ゆえにギュッと詰め込まれ、間延びすることなくさらっと読めるのだが、だからこそ、この続きが見てみたいという気にさせる。

今流行りの漫画アプリなどの枠組みでこの続編を作ることはすでに可能ではないかと思うし、制作費のクラウドファンディングなどやるのなら、是非協力したいと思わせる。


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